「阿須山中土地有効活用事業」ってなぁに??【その5】~最優秀提案事業者 審査表~
「阿須山中土地活用事業」ってなぁに?シリーズ【その5】です。
【その4】で最優秀提案事業者のご紹介をしました。
ではなぜ、この事業者が選ばれたのか?その根拠を知りたい!と思った当会メンバーの一人が市に「公募審査表」の情報開示請求をしました。
その結果です。
画像では見にくいので、PDFファイルはこちらからダウンロードできます。
(縦になってますが。。。二年前まで「クラウド=お空の雲がなぜインターネットにあるの???」っていう人が書いているブログなので、ご了承下さい。向きが変わっていたら「おぉ。成長したな。」と生暖かく見守っていただけるとありがたく存じます。)
以下は開示請求した当会メンバーのフェイスブックでの投稿です。
↓ここから
A社というのが、今回サッカー場と、大規模太陽光発電事業を提案した会社です。
A社の提案である、開発は、生態系豊かな希少な樹林17haの大半を伐採し、樹木の無くなった裸地の洪水調節池0.9haをサッカー場にするというものです。しかしこれは、地方創生(人口増加、子育て、雇用)といった観点からは、かなり弱い印象を与えます。
さらに不可解なのは、審査項目(エ)の土地賃貸料、(オ)の経営健全事業者加点で、A社は賃貸料がB社の1/2しか見込めない、そして、経営の健全さにおいては、A社の得点は0点
赤字企業でしょうか?
一方、B社は(エ)の賃料は満点で予定賃料の2倍以上、(オ)経営の健全さでは 82点でおそらく黒字企業であるにも関わらず、総合得点だけで、A社に及ぼず落第しています。
総合得点は100点満点換算では、
A社 61点
B社 58点
で僅差です。
公募要項では、審査項目ア、イ、ウ、エのどれか一つでも合計が「0点」だと失格になるということです。
しかし、一番予算を出す側が気にする審査項目(オ)の経営の健全さについては、0点でも問題ないというのはいかがなものでしょうか?
予算を出すのが、国の地方創生事業の国の予算だから、赤字企業にやらせてもいいという言い分なのでしょうか?
飯能市の審査の在り方自体に、疑義を感じます。
みなさんは、どのようにお考えでしょうか?
ここまで