クロヤツシロラン発見されました。
クロヤツシロラン
阿須山中に生息していることが確認されました。
葉緑素を持たない腐生植物で比較的最近、新種認定されたラン科植物です。
絶滅危惧種の専門家の方の話だと、
埼玉県内でも確認されているのは、5カ所だけとの事。
葉緑素を持ちませんので自身で養分を作り出すことはできず、完全に周囲の菌(分り易く表現するとですが)から栄養分をもらっています。
ですので、コクラン以上に移植は困難かもしれません。
10月2日 東京新聞で
「狭山丘陵でランの新種を発見」の記事が載りましたが、
阿須山中でも新種の植物が発見される事も考えられます。
こんな希少な植物が生息する阿須山中を
一企業が市民に何の説明もせず、
森林破壊をして、メガソーラーを始めることは
どう考えても、筋が通っていません。
この土地を借りる方たちは、十分に説明責任を果たしてください。
現状回復などできるわけがないのですから。