阿須山中の開発事業の問題が、漫画になりました!【情報更新】
飯能市加治丘陵 阿須山中の自然が破壊されそうです。 されつつあります。
面積は広葉樹を含む17ha。東京ドーム3,6個分です。
6分動画はこちら
建設を予定しているのはサッカー場が0.9haですがメガソーラは11.0ha。多くの市民がこの計画を知りません。
2017年飯能市は事業者を募集しました。選考メンバーも公表せず、議会にはからずある事業者を決定しました。 ※阿須山中の土地をどうするか?という事は長年議会に諮られてはいましたが、阿須山中土地有効活用事業についてはほぼ諮られず決定されました。
この土地は飯能市が森林保全の為に20億円で買い戻した市民のもの。
2019年12月10日 飯能市はたった年間120万円でその事業者と賃貸契約を結びました。
地方創生のためのサッカー場というけれど、上下水道もなく、観客席もなし。 大雨時は調整池。廃校などの適地の方が絶好の場所のはずです。
多くの野生生物が生育する森林の破壊は生態系も壊します。
台風19号のさいも、唐沢川は土手の浸食跡もほとんどなく、丘陵の保水力は十分でした。
しかし、木を伐れば、不安定斜面なので地すべりを起こしやすい土地。市民を災害の危険にさらします。
また、メガソーラーや天然芝は大量の除草剤をまきます。
唐沢川はすぐそこ。環境を汚染します。
森林文化都市を掲げる飯能市が大掛かりな森林破壊を推進しているのです。
一度破壊されたら、とり返しがつきません。
どうかみなさん、助けて下さい。
阿須山中【メガソーラー】現地ツアー 10月16日
事業は見直しどころか、とうとう出来上がってしまいました()
サッカー場という名の「調整池」を含むメガソーラー施設を見に行きます!!
日時:10月16日(日)
集合時間:8時35分
集合場所:飯能駅南口、トイレ前ベンチ付近
8時45分発→西武バス・東青梅駅行き 乗車
参加費200円(資料・保険代含む)です。
歩きやすい服装、靴
雨具
バス代(片道180円)
飲み物ご持参ください
正味160分間コースです。
少雨決行・荒天の場合は中止とします。
資料の用意があるのでなるべく10月15日(土)お昼12:00までにメールにてお申込み下さい。
申込&問合せ先
メール:azu.hanno@gmail.com
主催:加治丘陵の自然を考える会・飯能
掲載していただきました【一般労働組合機関紙新年号 埼玉土建】
阿須山中現地散策会 11月7日
!!緊急企画!!
「市民の森を壊すメガソーラーはやめてください!」当会チラシVol.7
当会のチラシVol.7ができました。
お知り合いの方に配布いただける方は当会までご連絡下さい。
よろしくお願いいたします。
連絡先 azu.hanno★gmail.com(★は@に変更してください)まで
当会が考える「阿須山中土地有効活用事業」についての動画が飯能日高テレビで放映されます。
「豊かな自然を守り抜く」 飯能市内の中学生の作文
飯能市内の中学生が、昨年の夏休みに阿須山中についての作文を書きました。
御本人は「阿須山中の問題を知ってもらいたい」という願いがあり、この作文を書いたそうです。
本来であれば、市民会館で発表する機会が与えられ、飯能テレビで放映された作文でありますが、コロナ禍の為、かないませんでした。
当ブログに掲載するかどうか、かなり悩んでいましたが、「阿須山中の問題を広めたい」というご本人の意思を尊重し、掲載させていただきます。
保護者様から当会に御提供されました下書きとなります。
実際に飯能市に提出された作文とは多少異なる部分もございます(「実際にあった誤字脱字とかは修正しましたっ」←お母様談)が、そのまま掲載させていただきます。
「豊かな自然を守り抜く」
飯能駅の近くに「天然記念物の住む町、ハンパない飯能」という大きな看板があります。天然記念物とは「ニホンカモシカ」の事です。
住宅街を歩いたり、美杉台の学校の校庭に現れたりします。このニホンカモシカはなぜ、住宅街に出てきてしまったのでしょうか。
トーベヤンソンあけぼの森公園や駿河台大学が在る加治丘陵にニホンカモシカが生育しています。美杉台と加治丘陵は隣接しているので住宅地に出てきてしまったのでしょう。本来山の中に住む動物を住宅街で見られることはいい事とは思えません。
加治丘陵の阿須山中という土地が今、危機的状況にあります。阿須山中には、絶滅危惧種に指定されているコクランやヤマルリソウ、エビネ、マキノスミレ等といった貴重な植物が生育しています。また、広葉樹が多いので秋には美しい紅葉を見る事ができます。
この美しい山を取り崩して、東京ドーム約三・七個分のメガソーラーとサッカー場にする計画があるそうです。広範囲の計画なのでニホンカモシカが生活できる場所が少なくなり、食料や生活空間を求めてますます、住宅街に出るようになってしまいます。これは、ニホンカモシカにとっても人間にとってもいい事ではありません。
私は、母と一緒に阿須山中へ行ったことがあります。何気なく、散歩の予定で行ったのに、たまたま母の知り合いが来ていて、なぜか、コクラン調査に巻き込まれてしまいました。とても急な崖を這いつくばりながら探しました。崖を上り下りするのは慣れていないのでとても怖かったですが数十株のコクランを見つける事が出来ました。とても急な崖だったので、こんな所にソーラーパネルとサッカー場を造るのには多大な労力とお金を使うと思います。
森は壊すのは簡単ですが、元に戻すのは何十年、もしくは何百年かかります。そんな大切な森を私たちが守り抜かなければなりません。近くには川の源流がありとても美しい自然が残されていました。登山道は整備されており、なだらかでとても歩きやすかったです。森の中の空気もおいしかったです。そのまま、絶滅危惧種がある豊かな自然を残した方がいいと思いました。駅からのアクセスもいいので、たくさんの人々に来てもらえる場所じゃないかなと思いました。母の知り合いは、この前、阿須山中に行ってニホンカモシカに出会ったそうです。そんな、たくさんの貴重な生物がいる飯能市民の宝の山を壊していいのでしょうか。
また、この阿須山中の土地は事業者に貸し出すだけなので三十年後には、飯能市民に返されます。太陽光パネルの寿命は三十年間くらいなので、三十年後には、ゴミとなったパネルと自然がなくなった土地が返されることになるのでしょうか。そしてその処理費用は大人になった私たちが負担するのでしょうか。
飯能市は、「自然保護」と「青少年の健全育成を秤にかけることはできない」としていますが、そうでしょうか。別の場所にサッカー練習場を造ればいいだけだと思います。太陽光発電施設を造り、売電収益を建設費用や選手育成費用に充てるという事ですが、ソーラーパネルによる環境破壊も心配だし、太陽光発電事業は利益を出すのが難しい方向に向かっているそうです。年間百二十万円でこの土地を貸すそうですが、この土地の豊かさはお金では変えられない物だと思います。
本当の飯能市の豊かさは何なのか考え直してほしいです。私は大きい看板に書いてある通りニホンカモシカが住むハンパない飯能に住み続けたいです。
注 三十年は二十年の誤りです。
【緊急】阿須山中(あずやまなか)散策会 5月4日 みどりの日
阿須山中(あずやまなか)散策会のご案内です
2021年5月4日(火・みどりの日)10時00分~13時30分
集合時間:午前10時00分
集合場所:飯能駅南口
現地までバスで向かいます。
片道200円ほどかかります、各自ご用意ください。
(行き10時15分発、帰り13時台のバス利用)
所要時間: 3時間30分
定員:20名
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工事が始まり、凄まじい勢いで破壊をされている阿須山中の散策会を致します。
10時15分出発の飯能駅南口発のバスで現地に向かいます。
ご参加ご希望の方は、
ご参加者様全員のお名前 ご連絡お電話番号を添えて、
メール:azu.hanno@gmail.comまでお申し込み下さい。
折り返し、詳細をご連絡いたします。
【参加費】200円(保険代、資料代)
※軽食、飲み物は各自ご持参ください。
※現地にトイレがありません。出発前に駅等で済ませてください。
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patagonia さん のサイトにご掲載頂きました。
以前より、当会の活動を支えて下っている、パタゴニアさんのサイトに、
当会代表によるコラムを掲載して頂きました。
この森を捨てる人間、この森を守ってきた動植物 - クリーネストライン
https://tcl-jp.patagonia.com/
是非お読み下さい。