「ムーミンバレーパーク」、アニメ「ヤマノススメ」の舞台である飯能市の自然を守ろうとしています。
メガソーラー設置予定地は「ムーミンの作者、トーベ・ヤンソン」との交流から生まれた市営公園がある里山、17haです。
(東京ドーム約4個分)飯能市が月10万円で事業者に貸出し、メガソーラーが建設される予定です。
私たちはこの自然豊かな土地を、子どもたちに残したいのです。
どうかお力をお貸しください。
ネット署名はこちら! http://chng.it/n9QHbNjP

『 飯能市阿須山中土地有効活用事業 』に関する質問書を提出にあたり

2020 年 5 月 1 日
飯能市長 大久保 勝 様

飯能市阿須山中土地有効活用事業 』に関する質問書を提出にあたり

わたしたち「加治丘陵の自然を考える会・飯能」(以下、当会)は、『阿須山中土地有効活用事業』の中止と白紙撤回を求めて活動しています。
本日もこの事業の中止と白紙撤回を求める署名:7216 筆(5/1 午前 9 時 30 分時点自筆
及びネット署名)を提出させていただきました。
署名活動には、多くの飯能市民、近隣自治体住民、県内、県外からもこの事業に対して中止と白紙撤回を求める活動に多くの方が賛同してくださいました。
この事業を知れば知るほど、多くの疑問点や不透明な問題点が浮き彫りになってきた今、市民に対して説明会を開催し、飯能市は説明責任を果たすべきです。
説明会を開催するにあたり最低でも 30 日以前に広く市民に広報紙やチラシ、ポスター等を駆使して全力で周知に努めてください。
説明会にはどんな内容の事業かを知ることが出来る詳細な資料を全参加者に配布、また
事前に詳細なデータを飯能市ホームページに掲載し、誰でも閲覧できる体制を整えてください。
説明会当日は、市長、副市長並びにこの事業の関係事業者の担当者とその責任者、飯能市としての関係部署の担当者及びその責任者が出席のもと、感染症予防に努め、安全な体制の下、執り行われるようご配慮願います。
当会では、この 3 か月間、阿須山中の生態系調査を行ってきた結果、多くの希少な動植物を確認しました(※別紙参照)(←当ブログでは、自然保護の観点から、状況を鑑みながら公開させていただく予定です)
広大な豊かな自然の宝庫であるこの阿須山中の里山を何も調査もせず、開発することは
断じて許されません。長期の調査期間を設けて丁寧に環境調査を行ってください。
昨今 50 年、100 年に一度というクラスの大型台風が、一年のうちに 2 度も来ることは昨年の災害をみての通りです。
この事業は、11.9ha もの広大な土地の樹木を大量に皆伐し、それに加えて 35 万立方米
の切り土、盛り土の大量の土砂の移動を伴う造成工事が行われます。
保水力を失うと、土砂災害の危険は確実に増し、周辺住民の生命と住まい、財産の危機にさらわれることは、昨今の豪雨災害で立証済です。この阿須山中で災害が起きた場合、一体だれが、どこが、全責任を果たすことが出来るのでしょうか。
この事業が災害の引き金となる可能性もあるという上で責任の所在を明らかにするべき
です。
以上のことも、今後市民に説明をするべき重大な問題と改めて申し上げるとともに、今回提出する質問書において、大久保市長のこの事業の見解を改めて伺います。
尚、この質問書の回答は、6 月定例会開催の前の 2020 年 5 月 20 日(水)までにご回答いただきますようお願いいたします。