「ムーミンバレーパーク」、アニメ「ヤマノススメ」の舞台である飯能市の自然を守ろうとしています。
メガソーラー設置予定地は「ムーミンの作者、トーベ・ヤンソン」との交流から生まれた市営公園がある里山、17haです。
(東京ドーム約4個分)飯能市が月10万円で事業者に貸出し、メガソーラーが建設される予定です。
私たちはこの自然豊かな土地を、子どもたちに残したいのです。
どうかお力をお貸しください。
ネット署名はこちら! http://chng.it/n9QHbNjP

市の答弁と、報告書の内容に抗議します。 

当会は、2021年12月議会にて大津議員の「コクラン移植」についての質問に対する、青田産業環境部長の答弁が、当会の名誉を著しく毀損する内容でしたので、飯能市に対し抗議致しました。

その際に、答弁の根拠となった、報告書の開示を求めました。

azuhanno.hatenablog.com

 

飯能市HPにて、コクラン移植の報告書、職員への聞き取り結果、生育地の様子のイメージ図等が公開されています。
https://www.city.hanno.lg.jp/article/detail/5020/

青田産業環境部長の「会メンバーがコクランを踏みつけた」との答弁は職員が目撃した事実もないにも関わらず「踏みつけた」とした報告書を元にしたことが判明しました。

また、聞き取り結果に於いては「生息エリアは、ピンク色のテープで囲われていた。」ともされていますが、市HPの写真で確認できるように生育エリア内はテープで囲まれていませんでした。

 

当会メンバーによる、当日の様子です。

証言A

コクラン移植当日(11月20日)の様子について記します。   

会のメンバーは、集団の後方について、阿須山中の尾根を進んだ。
最初は、先頭が一つ手前の尾根に入ってしまった。
コクラン自生地の尾根に入り直した。
見渡せる範囲のかつての雑木のほとんどは伐採され、谷の景色はすっかり変わっていた。
コクランが 自生している斜面は、かなり急で落ち葉が積もるところである。
尾根から斜面を下りると、途中にコクランが点在しているところに出る。
個体にピンクのマークがあり、近くにある株をまとめてピンクのテープで囲ってあった。
地面に這わせるように何ヶ所か囲ってあった。
時間がたっている様子で、テープはよれよれしたり、たるんでいたりした。
全ての株を囲っているテープはなかった。
参加者のほとんどが到着し、どこで作業を見守るかそれぞれが位置を決めた。
どこで見るようにとか別に指示もされないし、各人がそれぞれ株を踏まないよう注意を
して落ち着いた。
会のメンバー2名が、株を掘り起こす近くで見守っていた。
そこは、テープの囲いの中ではなかった。
そこにいることについて注意を受けたこともない。
作業をする人以外は、誰もピンクの囲いの中には入っていなかった。
株を踏んだ、踏まないの会話は1回あったように思うが、トラブルにはなっていなかった。
私は、作業地点の上方5メートルほどの所から見下ろしていた。
作業は長時間であり、急斜面で体を安定させなければならないため、各人がそれぞれがしゃがんだり、
近くの木につかまって立ったりして、皆がずっと静かに見守っていた。
マークの付いた株の掘り起こしが終わり、周囲に点在していたノーマークの株を残さないように
掘り起こす作業になった。
コクランの株は、当初の確認数より大分多くあったのだ。
私は、足元の枯葉に隠れていた小さな株を指摘し、掘ってもらった。
最初近くで見ていた2名も、その場の作業が終了したので少し上方へ移動する時に、やはり足元に
見つけたノーマークの株の存在を作業する人に知らせていた。
作業が終了し、そこにいた全員が尾根上に戻った。

用事があったため、私はここで集団から離れた。


証言B

コクランは点々と自生していて、目印に株の回りをピンクのテープで囲ってありました。
自生地全体を囲むテープはありませんでした。

自生地は、急な斜面で全員が足元を見て慎重に行動していました。
静止を振り切ってテープ内に入るような騒ぎはありませんでしたし、入った人はいませんでした。

コクランを踏みつけた人も見ていません。

コクランを囲むピンクのテープの外に座り、指導者の指示によりテープ内で掘り起こし作業をしている作業員を見ていました。
テープで囲われているもの以外にもコクランはありました。

テープで囲われたコクランの掘り起こしが終わった後、作業員の方に新しく見つけたコクランが「ここにもあります」と伝え少し上の方に移動しました。
その後、移植先に向かう時、作業員の方たちを見失いはぐれてしまいました。
あと少しで移植が終わる頃、追いつきコクランの移植作業を見届けました。

従いまして、公開の内容が事実に反し、当会の名誉を著しく毀損しているため、速やかに、内容の撤回と公開の停止を飯能市へ強く求めました。

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