令和二年度 予算案審議について~文化新聞~
「令和二年度 予算案審議について阿須山中を巡り討論が繰り広げられた」文化新聞の記事をご紹介します。全体をお読みいただける事を望みますが、わかりやすく、阿須山中の問題だけを取り上げますと、、、
ピンク・・・滝沢議員の反対答弁 【滝沢議員の反対答弁詳細はこちら】
緑・・・大津議員の賛成答弁です。大津議員の賛成答弁詳細も頂きたい。連絡先が見当たらず、連絡できません。どなたかお繋ぎ下さい。
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阿須山中など巡り討論
阿須山中の山林を10年間で20億円掛けて土地開発公社から買い 戻す財産の取得(18号議案)
【滝沢議員反対討論】
この中で18号議案について、滝沢修議員(共産党) が反対の立場で登壇し、買い戻したこの土地の利用計画である「 阿須山中土地有効活用事業」は、① 市所有だった116分4の土地について、 いったん土地開発公社に寄付してから買い上げるとした経緯が不透 明なこと、②平面図を見ると大半が太陽光発電施設、 サッカーグラウンドには観客席はなく一般市民は利用できず、 グラウンドは雨水調整池を兼ねたもので、 地方創生に資する事業という根拠が明確に示されてない、③ 約17ヘクタールのうち約7割12ヘクタールの樹木を伐採し、 約35万立法(ママ)メートルの土砂移動を行う、 一度壊したものは元には戻らない。阿須山中は天然林の里山、 近隣市は阿須山中の周囲の自然を守っている。 市の森林整備計画に真っ向から反する、④ 市が地元説明会に参加しておらず、 市は直接開発計画を把握していない。事業内容は、 太陽光発電の売電によって、主な費用を賄うとしているが、 一般的にメガソーラーは2ヘクタールで1メガワットの発電と言わ れているが、計画では10ヘクタールが発電設備のようだ。 答弁の中では10.2メガワットと聞いているとのことだが、 事業の成否は売電収入に掛かっており、 市が貸し付けて事業を行わせるのに、 発電能力の確認も見られないなどと、4点を指摘し、 計画を中止し自然を守るべきではないか、と迫った。
【大津議員賛成討論】
一方、大津力議員(NEXTはんのう)が登壇し、 賛成の立場から討論を行った。
事業実施に必要な様々な許認可、事業に必要な資金調達、 地元住民に必要な説明会開催などについては、 提案募集のときから事業者の責任において行わなければならないこ ととされていた。今後、諸手続きを所管する機関・ 部署において各種法令に基づいて、適切な許認可の判断がされる。 その許認可は、当然、 開発による副作用となる災害の発生の危険性も踏まえて適切に判断 される。許認可が降りなければ当然ながら、事業実施は困難。
この事業は、 飯能から世界に羽ばたくサッカー選手を育成していくこと、 これに必要なサッカーグラウンドを整備し、必要な開発・ 運営コストを調達するため、 付帯事業として太陽光発電事業を実施するもので、 民間事業者が実施する。市有資産を有効活用する取り組みで、 地方創生に資する素晴らしい取り組みと理解している、 などと語り、他の議員の賛同を求めた。